特定行為研修

特定行為研修の概要

西別府病院は、令和7年3月5日付けで特定行為研修指定研修機関に指定されました。別府市内での指定は、県厚生連鶴見病院と当院が初めてでした。

特定行為研修とは、看護師が手順書に基づいて特定行為（診療の補助）を行うために必要な、実践的な理解力、思考力、判断力、高度な専門知識と技能を習得するための研修です。全ての特定行為に通じる共通科目は充実した学習内容であり、個人のスキルアップにつながります。

当院は人工呼吸器が100台以上稼動し、気管カニューレを装着されている患者さんは100名以上いらっしゃいます。そのため、呼吸器（長期呼吸療法に係るもの）関連の気管カニューレの交換の研修を行います。年々重症化、高齢化している患者さんへのより良い看護の提供を目指し、特定行為研修を始めました。

特定行為研修の内容

令和８年度 研修スケジュール

色の付いた部分が研修日です。

応募要領

募集について

受講料について

履修免除

他の特定行為研修指定研修機関及びe-ラーニングでの学習内容が、本研修の学習内容に相当するものと認められる場合、共通科目に限り履修免除となります。出願時に書類の提出が必要となり、出願前に問い合わせ先までご連絡ください。

募集要項

研修や応募要領の詳細については、募集要項をダウンロードしてご確認ください。

令和８年度
看護師特定行為研修募集要項

出願について

お問い合わせ

特定行為研修の様子

特定行為研修は、e-ラーニング、演習、実習、臨地実習で構成されています。
　特定行為研修には、医師11名、薬剤師５名、看護師２名と多くの指導者が携わっています。

特定行為研修は、e-ラーニング、演習、実習、臨地実習で構成されています。特定行為研修には、医師11名、薬剤師５名、看護師２名と多くの指導者が携わっています。

e-ラーニング

e-ラーニングで講義を受講します。

演　習

症例問題について解答や根拠を発表し、指導者が解説やフィードバックすることで、知識を定着させ、実践的な応用力を身につけます。また、医師の考え方や思考過程を学びます。

実　習

シナリオを元にロールプレイを行い、医療面談や診察手技などを学びます。

「診察の実習では、患者役を体験することで、医療者の声のかけ方や大きさ、表情やリアクションで信頼・安心できるかが変わってくると感じました。問診では、可能性のある疾患や所見を頭に浮かべながら問診を行う難しさと必要性を感じます。」

「臨床推論の演習では、身体所見や検査データ等からその所見やデータが何を意味し、どのような判断につながるのか等鑑別の考え方を学ぶことができます。」

研修センターのご紹介

　　　特定行為研修のために改修され、中病棟3階に研修センターが出来ました。

特定行為研修のために改修され、中病棟3階に研修センターが出来ました。