東1病棟
私たちは、患者さん・職員との対話を大切にします。
療養介護病棟で、筋ジストロフィーや筋萎縮性側索硬化症などの神経難病、重症心身障がい者の方が入院しています。入院患者さんの多くは人工呼吸器を装着し、医療的ケアを受けています。患者さんの有意義な療養生活のために、個々に合わせた援助やレクレーションを多職種で取り組んでいます。
令和4年度から結核の病床が併設され、大分県内全域の結核患者さんを受け入れています。結核治療は内服継続が重要です。入院時から退院を見据えた服薬支援・指導を、保健所や地域と連携して行っています。
東2病棟
私たちは、患者さんと家族の想いに寄り添う看護を行います。
療養介護病棟で、主に筋ジストロフィー、神経難病、重症心身障がい者の患者さんが多く、日常生活には介助が必要です。人工呼吸器の稼働率は50%以上で、患者さんとの会話も非言語的コミュニケーションが中心となります。
文字盤や伝の心(パソコン)を通して、また口唇の動きやまばたき等で表現される訴えを正確に把握できるよう、患者さんに寄り添い、日頃の関わりを大事にして個別性のある援助をしています。
東2E病棟は令和4年4月に新設された病棟で、リンパ浮腫、睡眠時無呼吸過眠症候群の検査目的の患者さんが入院しています。リンパ浮腫の患者さんの入院中の生活が安心して送れるよう、また、睡眠時無呼吸過眠症候群の検査を安心して受けられるように日々看護を行っています。
東3病棟
私たちは、患者さんの気持ちに寄り添うことを大事にしています!
重症心身障がいの患者さんは、4歳から73歳と年齢層は幅広く、人工呼吸器など日常的に医療ケアが必要な方が多く入所されています。言葉で訴えることはできなくても、声や表情、わずかな指の動きや全身で表現するなど、患者さんなりの方法でサインを出し、伝えようとしてくれています。そのサインを見逃さないよう、心の声を聞き、思いに寄り添えるような看護に努めています。
小児、児童精神の患者さんには、治療だけでなく、規則正しい生活習慣に向けて支援しています。
東4病棟
Teamで安心の看護を提供します
(T:楽しく e:笑顔 a:明るく m:みんな)
4歳から65歳までと患者年齢層が広く、主に医療ケアを必要としている患者さんの看護を行っています。人工呼吸器を装着した患者さんもいますが、保育士・児童指導員と協力して中庭への散歩や季節に応じた療育活動を行っています。学童は、隣接の支援学校に通学しています。
受け持ち看護師を中心に、自分から言葉を発せない患者さんの表情や行動など些細な変化に気づき、個別性を尊重した看護を実践しています。
東5病棟
私たちは患者さんの思いに寄り添います!
東5病棟は、主に神経内科・呼吸器内科・循環器内科の患者さんが入院されています。疾患や加齢による状態変化に伴い、気管切開や人工呼吸器の装着、胃瘻造設など治療が必要となった時、ご本人・ご家族がご自身の意思でよりよい治療やケアが選択できるように、医師・看護師・ソーシャルワーカー・リハビリスタッフなど多職種で意思決定できるようサポートさせて頂いています。
また、訪問看護師やケアマネージャーなど在宅や施設スタッフと連携し、住み慣れた場所で安心して過ごすことができるよう支援しています。
外来
外来部門は、慢性期疾患(呼吸器内科・神経内科・循環器科・消化器内科・小児科・小児精神科)、睡眠時無呼吸症候群や頭痛外来、生殖遺伝科(不妊治療、出生前診断)、ゲノム診療(難病、生殖、がん)などの専門外来、スポーツ医学センターや九州リンパ浮腫センターなどは県内外からも患者さんが来院し専門的な検査や治療、専門セラピストからの複合的理学療法を受けていただいています。
患者さんやそのご家族に「この病院に来てよかった」と安心感を持って頂けるような雰囲気づくりを行い、多職種と協働し円滑に受診ができるよう心がけています。
中材・手術室
中央材料室は、手術室スタッフが兼任しています。中央材料室は、各部署で使用した器材の回収・洗浄・滅菌と院内で使用する診療材料、衛生物品の払い出しを行っています。
また、カード定数方式を導入しており、診療材料、衛生材料の効率的かつ適正な使用を目指しています。また手術室では、内視鏡検査・治療介助や手術予定の患者さんには術前訪問で、当日の流れや説明を行い、少しでも安心して手術に臨めるよう心がけています。
ひだまり
春の日差しのように、利用者・家族の方をスタッフが優しく・暖かく支える事業所です。日常生活において支援が必要な方(主に重症心身障がい児・者の方)に対し、看護師・保育士等の職員が、ご家族と話しながらライフステージに適した支援を行います。