西別府病院では、7つの分野のスペシャリストが活躍しています。看護師のキャリアアップには力を入れており、認定看護師などを目指せるように支援しています。
院内の患者さんやそのご家族、院内で勤務する職員などすべての人々を感染から守り、感染拡大を防ぐために活動をしています。院内感染対策チーム(ICT)に属し、ラウンドなどを通して、現場の課題や問題点などをICTメンバーや現場と協力しながら、標準予防策の徹底や感染対策の知識・技術の向上と維持に努めます。
当院は慢性呼吸不全の方が多く、疾患の進行により人工呼吸器を装着している方が多く入院しています。安全な看護を提供し、患者さんが安全・安楽に過ごすことができるように、人工呼吸器ラウンドや呼吸機能の評価を行い、効果的な呼吸リハビリの検討など、多職種と力を合わせて取り組んでいます。呼吸ケアの向上のため、勉強会など地域への貢献も行っています。
当院は、小児から老年期まで幅広い年齢の患者さんが入院されています。重症心身障害看護には、専門的知識・技術が不可欠です。その人らしく生きていくためのケアを提供するため、院内外での講義などを通して重症心身障害看護の専門性向上を目指しています。 他職種とも協力しながら、患者さんのいのちと生活を支え、こころを繋ぐ看護に取り組んでいます。
NST専門療法士として栄養に関連した内容で活動しています。当院のNSTは低栄養状態の患者さんを対象に、医師、歯科医師、看護師、管理栄養士、薬剤、検査技師、リハビリ等、それぞれの専門性を活かしながら、適切な栄養管理にむけて、毎週カンファレンスと回診を行っています。また重症心身障害者病棟を中心に毎週他職種で摂食嚥下の評価を行っています。当院はNST専門療法士の認定教育施設です。毎年3回実習を開催しており、外部からの実習生の受け入れも行っています。