呼吸器科このページを印刷する - 呼吸器科

呼吸器科

呼吸器科は結核病棟12床、一般病棟約50床の病床を持ち、呼吸器疾患の専門病院として診療活動を行っています。当院は大分県における唯一の結核最終拠点病院となっております。大分県と福岡県の一部を含む地域において、結核と非結核性抗酸菌症とを合わせた抗酸菌症に対する診療の拠点病院としての役割を果たしております。 抗酸菌感染症につきましてはDDH法による非結核性抗酸菌の同定や薬剤感受性検査などの専門的検査を行うことで抗酸菌感染症のより正確な診断と治療を行うことが可能です。また結核後遺症の多くの患者の慢性期の治療については在宅酸素療法やマスク式陽圧人工呼吸器(NIPPV)を用いた積極的な管理を行っています。
 
 こうした結核関連疾患に加えて、喘息・アレルギー疾患、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、間質性肺炎などの慢性呼吸器疾患の診断・治療についても積極的に取り組んでいます。また、風邪、インフルエンザ、花粉症といった疾患についても充分な診療を行っています。 睡眠時無呼吸症候群については、肥満、高血圧症等の患者ではこの疾患の可能性が高くなります。夜間いびきが大きい方、昼間に強い眠気を感じる方に対して、検査入院による診断を実施しております。

主な診療内容

結核関連疾患(結核、非結核性抗酸菌症など)

スタッフの紹介

担当医師 専門医等の資格
河野 宏  
中野 哲治 日本呼吸器学会専門医
日本内科学会認定医
日本化学療法学会抗菌化学療法認定医
インフェクションコントロールドクター
大津 達也
(非常勤医師)
 
瀧川 修一
(非常勤医師)
日本結核病学会結核・抗酸菌症指導医
インフェクションコントロールドクター