メタボリックシンドロームとはこのページを印刷する - メタボリックシンドロームとは

医師紹介

財前行宏(医学博士)
所属:内科(検査科)
専門分野:内分泌代謝・予防医学

 

生活習慣病である「肥満」「糖尿病」「高血圧症」「高脂血症」は、単独でもやっかいな疾患ですが、これらの疾患が重複すると動脈硬化を促進します。これらは個々の原因で発症するというよりも、内臓に脂肪が蓄積した肥満(内臓脂肪型肥満)が原因とされています。
このように、内臓脂肪の蓄積により、生活習慣病が重なって引き起こされた状態が「メタボリックシンドローム(代謝異常症候群)」と言われています。
予防のためには、食生活や運動など生活習慣の改善が大切です。
メタボリックシンドロームとは

豆知識

【脂肪細胞から分泌される生理活性物質アディポサイトカイン】
 

脂肪細胞からはいくつかの生理活性物質(アディポサイトカイン)が分泌されます。肥満によってこれらの物質の血中濃度が変動すると、血糖値や中性脂肪、血圧が高くなり、糖尿病、高脂血症、高血圧を引き起こします。

内臓脂肪型肥満では、脂肪が蓄積するだけでなく、脂肪細胞自体が肥大化し、肥大化した脂肪細動がより多くの悪玉アディポサイトカインを産生するのでさまざまな疾患の原因となるのです。